13
4月
4月
見知らぬ女からの手紙
Filed in 行雲流水

先週土曜日、子どもを保育所に預けて、家事をこなしながら、
久しぶりに借りてきたDVDを2本みました。
タイトルは「見知らぬ女からの手紙」、中国語名は「一个陌生女人的来信」です。
とても暗くて悲しい物語でしたが、時代が違うからでしょうか、感動は得られませんでした。
彼女の愛は本当の愛なのか、単に彼を愛する自分を愛しているだけなのかもしれません。
自虐的な生き方は好きになれませんが、
戦乱の時代に生きる彼女には、そんな自虐的な愛も希望の灯火に見えたのかもしれません。
もう一つのDVDは「ジャスミンの花開く」(茉莉花?)
チャン・ツィイー主演の映画です。
主人公・モーの母はモーがスターになることに期待と不安を抱きつつも、娘を突き放しました。
モーはずっと「娘の莉さえ生まれなければ、自分が幸せになれた」という自分の「このただ一つの間違い」を悔やみながら、自殺した娘の代わりに孫の花(ファ)を育て、最後一人で静かに息をひきとりました。花はモーと正反対に貧しい学生を愛しましたが、結果はモーと同じ運命をることになりました。
三代に渡って女性たち、繰り返された運命。悲しいというか、モーの「一つ間違えば、一生間違ってしまいます」の口癖は彼女たちの運命を語っているかもしれません。
運命を変えるチャンスはいくらでもあったのに、彼女たちは変えることより耐える人生を選びました。
人生において、耐えることはは重要ですが、耐える人生は共感できません。
最後の花が雨の中で出産するシーンはかなり大袈裟ですが、
人がごちゃまぜに住んでいる上海の弄堂にいながら、なぜ花は誰にも助けを求めず、自力で病院に向かおうとしたのか、世態人情を感じさせられました。

トラックバックURL
コメント & トラックバック
コメントフィードを購読する
コメント